2009年2月21日土曜日

仕事に結びつく手の訓練 1

 09年2月21日(土)午後11時半
 今日は晴れて冬にしては暖かかった。昼からは叔母の旦那さんを見舞おうと思い、歩く練習を外でしようとして午前中にレイの南町へ行ったら懐かしいことに出会った。おそらく小学生であろう。二人の子供が「チヨコレイト」とか「パイナツプル」とか言いながら大股で歩数を数えながら道路で遊んでいた。私の子供のころも50年前にもかかわらず、やはり「パイナツプル」であり「チヨコレイト」であった。何十年も経った今でも、同じ遊び方が伝わっているとは面白い。単純であろう。こんなことで私の気分は大変良くなった。こんなことで午前中は過ぎた。そのために、単純な私の気分良さは午後も続いた。午後は気分を良くして出かけたが、叔母の旦那は外出していなかった。今日はこれで一勝一敗かなと思って家に帰ったら、家では素晴らしいことが待っていた。何時も昼からは訓練の時間である。いつものように、作業台で手の訓練を始めようとした私は、訓練に使うダンボール箱を取り替えなければならなかったことを思い出した。そこで私は、家人に頼んで物置から段ボールを持ってきてもらった。そのダンボールを作業台に乗せる。そのダンボールの上に訓練の道具(子供の玩具のブロック)を入れた平たい金属の箱を置く。これでその金属の箱の上の淵の高さは、私の眉間までになった。これまでのその金属の箱の淵の高さは私の口の高さであった。つまり口から眉間の高さの分だけ、ダンボールを高くした訳である。さて、訓練を始めた。ベッドに腰掛ける。そしてそのベッドの上で、自分の直ぐ左の脇に箱の中のブロックをぶちまけた。そしてそのうちの一つを左の手で掴んだ。手を目の前の作業台の上に乗っている空の箱にその掴んだブロックを入れようとして持ち上げた。手はやっと箱の淵に届くが、手の高さが少し足りずに淵にブロックが引っかかって箱の中に入らない。そこで手を元に戻して今度は勢いをつけて箱の淵を超える高さまで手を振り上げる。今度は何とか手が箱の淵を超えて、その箱にブロックを落とし込むことができた。 この感覚は以前にも味わったことがある。金属の箱が私の口の高さに置かれていた時である。それを思い出した私は、大変な訓練にもかかわらず、喜ばしい気持ちでいっぱいになった。そうだ。これを乗り越えて訓練が進むと、いよいよ腕がもっと上に上がり、仕事ができるようになるだろう。こんな事を私は確信して大変喜ばしい気持ちになったのである。後一月もすれば、できなかった肩頚の鍼もなんなくできるようになるであろう。今日は二勝一敗であった。
 
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