2012年3月25日日曜日

生き甲斐に向かってその8

皆さん、こんにちはオウシです。
今日は、生き甲斐に向かってその8を書きます。

時間がもったいないと言う気が少しはしましたが、今思うと長い人生のほんの一
時、無駄では無かったような気がします。

そうやって、毎晩二人は勉強を続けていて、
ある日突然授業の後は、学校なら、部活があるんじゃなかったかなと思いつきま
した。

部活はどうしようか?
そして思いついたのが、野外活動でした。

よし、週1、2回は外に行こう。

その日は、部屋の中にいると、
少し暖かくなんだか今日は行けると二人で話しました。

それで、後で勉強が終わったら、3時半から、二人は外に出ようと計画しました。

しかし、計画のことで一つ気になることを思いつきました。
どこから出かければいいかな?
門は閉まっているし、裏
門には校長先生の官舎があり、そこには中型の犬がいて、じゃれついて来ます。

そこで思いついたのが、寄宿舎の裏側の塀を乗り越えて行くコースです。
これなら行けると安心して勉強をつづけました。

さて、いよいよ3じ半になりました。
二人で勉強を終った後、打ち合わせは一分ぐらいで終わりました。部屋に行き、
勉強の道具を置いてから、一枚上着を着て、風呂場の傍の非常口で待ち合わせる。

なんだかワクワクします。

非常口は今から40年ぐらい前のその当時の寄宿舎にはいくつもありましたが、
風呂場の傍の非常口と言うのは、今から二人が出かけるために乗り越えなければ
ならない寄宿舎の南側にある塀に一番近い非常口という訳です。

今から40年前で思い出しました。今から書き進めることは、学生らしくない部
活ですが、もう40年経っているので、既に時効ということになるのではないかと
思ってお伝えしたいと思います。

今日の初めに書きました、少し暖かなその日でしたが、やはり非常口から外に出
て見ますと、
冬の夜明け前は外に出てみるとかなり寒く、上着を着たのは正解だったと思える
ほどの寒さでした。


生き甲斐に向かってその9に続く。

oushi@s6.kcn-tv.ne.jp

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