2015年9月14日月曜日

押し手(おしで)275(弱者の強み)

押し手(おしで)275
(弱者の強み)

2015年09月14日、月曜分

皆様、こんにちは。
才田鍼専門治療院と、あすなろ鍼専門治療院水前寺と
あすなろ鍼治療院グループの、オウシです。

今朝は、気温が秋らしくなり、歩き易い朝でした。

家に帰って、甥からもらったジュースを飲みながら、天気予報をを聞いていると、
明日から、ますます気温が下がると報じていました。
私は、其れを聞いて、また体調がよくなると、ありがたく思いました。

この上の3行は、昨日の文ですが、今朝はその予報通りになり、気持ちよい朝で
す。

話は変わります。

何時もこのブログを書く前に、メールを見るんですが、今朝はそれの中に、柔道
の先輩の物がありました。

内容は、アドレスの確認で、何ということもなかったんですが、この先輩のこと
を思うと、良い先輩に恵まれた自分を思うとき、暖かな、ありがたい気分にさせ
られます。

それは、私の小学生の頃のことでした。

上に書きました先輩が、体育館も当時はなくて、学校の廊下で柔道の練習を
していらっしゃいました。

その先輩に、「私も教えてください」と頼んだら、快く引き受けてもらって、
練習は、始まりました。

それからの私は、いくらやっても覚えが悪く、一緒に習った同級生の親友は、ど
んどん強くなるのに対して、私は全く弱いままでした。

先輩は心配もしたのかも知れませんが、私を校長室に連れて行き、道場に夕方行
くことを頼んでくださったりしました。

初めは同級の二人で、その道場にも
通いました。しかし、いつの間にか、通うのは私一人になっていました。

その道場は、歩いて10分ぐらいで、バスで10分ぐらいの所にありました。

道場の先生もかわいがっていただき、夕飯をごちそうに何度もなりました。

そんなことを繰り返していて、小説なら、ここで強くなるのですが、私の場合は、
全く弱いままで、何年も、何年も続きました。

とうとう卒業するまでその弱さは変わりませんでした。

そして、鍼を都会で学び、熊本に帰ってきて始めました。

その時も、鍼のやり方がこれまでの物とは違って、初めは回りに理解されずに、
バスに乗って、夜は、アルバイト(マッサージ)に行きました。

  そして数年後、卒業生の柔道の集まりがあり、いろいろ話している内に、

私は気づいたのです。

みんなは強い話をするが、私には強い話は無い。

ただよわさだけ。

しかし、私には、その集まりの時、はっきりわかったのでした。

道場に通うときも、アルバイトに通う時も自分は辛さを感じなかった、ただ、目
標達成のために頑張った。

私がこの先輩と、柔道から与えられた物は、心の強さ。それも力の抜けた、「当
然やることでしょう!」と言う感じの強さでした。

これを私は「弱者の強さ」と言っています。

この、弱者の強さ」を

利用して、手脚の訓練をやって行きたいと思います。




では、また書きます。


[category 健康と生き甲斐の追求]

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